社長のご指名

『雑誌やショーでアキが着た洋服は即完売。いつも入荷待ちになるわ。』


『アキは数億円の経済効果をもたらすのよ。』





鳴海さんとゆかりのある人達はみんな楽しそうに話してる。





画面には相変わらず鳴海さんばかりで、妖しく妖艶な、誘うような挑発するような、たくさんの表情が見れた。





「アキの事わかったか?」


「ああ。惚れ直した。」





30分と短かったが、見れてよかった。





「俺が知ってるのはここまで。あとはいろんな噂が立っていてどれが本当かわかんねぇ。」





そう言われ、渡された週刊誌。





パラパラと中を見ると鳴海さんの記事が載っていた。





<天狗になったスーパーモデル>


<所詮は子供>


<アキ、批判中傷の嵐>





などと大きく書かれている。





気分が悪い。





「なんだよこれっ!」


「そんなに怒るな。読んでみろ。」