『日向…!?』 不意をつかれたあたしは目を見開き、ドアに寄り掛かる日向を捉える。 挙動不振に手を動かしたせいで、持っていたクッションがバタバタとベットに叩き付けられ音を立てた。 「お前、何慌ててんねん」 『あ、慌ててへん!』 「慌てとるって。てか、それ止めてくれ」 軽く笑った日向は、「お前の事見えてへん奴が見たら怖いやろ?」と、あたしの持っていたクッションを指差した。