シリアスな空気から一変、ふざけた態度を取る日向。 ゆっくりと気だるそうに立ち上がり、ポンポンとお尻をはたいてあたしと壱夜に背を向ける。 今、明らかにバカにされた……様な気がする。 確かにあたしは自他共に認めるおバカさんだ。 けど、バカにされたのにも気づかないほどバカではない。―――と思う。 この能天気野郎め。その広い背中にとび蹴りでもかましてやろうか。