「うん、また明日」 『…うん』 「……」 『…なぁ、日向』 「ん?」 『日向の好きな子って、どんな子?』 ―――何故か聞こうとも思ってなかったことを聞いてしまったあたしの声は、たぶん震えてしまってた。 もしかしたらあたしは死んじゃうのかもしれない。 いや、もう死んではいるんだけど…また別の意味で。 “心臓痛すぎる病”とか、訳わかんない病気にかかっちゃってそう。 だって、日向の言葉を待つこのわずかな時間でさえも、ほんと笑えちゃうくらいに痛い。