―――何なんだ、この気分の上がり下がりと来たら。
自分で自分が嫌になりながらも、どうしても日向と焼きそばパン女の事が気になって仕方がない。
あまりのウザさにうんざりする。
『はぁー』と分かりやすく溜息を吐きだしたあたしに、依然“何やねんこいつは”と言いたげな日向の視線を感じる。
そんな日向の視線に完璧いじけモードのあたしは、
『えーもん。日向があの子の事好きなのはよぉーく分かったから』
…軽く、いや大分嫌味を込めると、これまた分かりやすく『ふんっ』って鼻を鳴らしながら、呆気にとられて緩んだ日向の腕から抜け出した。

