あたしが、背負わせてしまったんだ。 日向に掴まれた腕に、微かな痛み。 『だから日向、あたしが死んだことに…責任なんか感じんとって?』 そう呟くように言うと、一瞬だけ腕を掴む力が緩んだ気がした。 『日向は生きてるんやもん。もう普通に生きたらいーねん』 「……」 『普通に青春送って、普通に恋して…』 「……」 『働いて、結婚したりして……普通の優しいパパんなって―――…』 …でもそこに、あたしはいない。