もちろん幽霊なあたしは、彼女に見えていない。 だからなのか、単にバカなだけなのか、あたしには話しの内容がよく理解出来なかった。 …焼きそばパンって、作るもんなんですか? 先ずはそこからだった。 あたしの思考が危うく飛びそうになっていると、不意に彼女が日向の側に寄って来て、 「え、何?焼きそばパン?」 「うん!」 少しうろたえる日向に、大きめの弁当箱を見せる彼女。