『停学明けそうそう社長出勤ですか、日向さん』 「そんな事もないよ、陽菜さん」 取り敢えずやっとの事で日向を起こし、三日ぶりの学校へと彼を引きずって来た。 横であくびを繰り返す日向は、まるで危機感ってものが無いらしい。 呆れた様子で寝癖を直してあげると、「陽菜も」と笑ってあたしの髪を撫でる。 靴を履き替えながら眠そうに目を擦る日向が、何だかとても可愛く見えた。