「いっつもここで寝てるやろ?」 この時はまだ日向が屋上の鍵を壊す前で、サボり場所の無かったあたしはよく中庭で寝ていた。 聞いたところ弘樹はかなりの遅刻常習犯らしく… 毎日遅れて登校する度に、芝生まみれで眠るあたしを見かけて気になっていたらしい。 そこでこの日は珍しくあたしが起きていたからか、弘樹は「声かけてみてん」と笑った。