『…何から話したらええんやろ?』 ロフトに大の字で寝転がり、壱夜の膝に頭を乗せる。 綾子の事を話そうにも、自他共に認めるバカなあたしには、どこから始めたらいいのか到底わかりっこない。 「んー…取り敢えず、陽菜があの女にあそこまで嫌われてる理由は?」 そんな悲しいあたしに壱夜は助け船を出してくれ、必死にそれにしがみ付くと、 『―――嫌われてるって言うか、恨まれてる?』 軽く笑って、あたしは溜息を吐きだした。