生きていた頃だと一日に一回は目撃するほどで、その度嫌味を言われていた。…けれど。 最近はめっきり姿を見ていなかったせいか、どうやら綾子に対する免疫が、かなり弱くなっていたらしい。 「あの女の机どこ!?」 だから、こうしてあたしの事で怒る彼女を見るのは久しぶりで、思わず唖然としてしまう。 興奮状態で顔を真っ赤にした綾子は、集まる視線に構うことなく叫び続け、 「…もう一回死ねばええのに」 一つだけ不自然に花の飾られている机を見つけると、低い声でぼそりと呟いた。