教室の冷房が直撃する壱夜の席でさえも、まだ蒸し暑いと感じるほどだ。 『あ……』 「…ん?」 『日向にいちごミルク頼めばよかったぁ…』 そう唇を尖がらせて呟くと、頬杖をついて空を見上げる。 窓の先に見える空は快晴で、疾風も暑がってるんかな? …なんて、消えてしまった彼を思い出したりもした。