『うわ…ご、ごめ…』
「ごほっ…げへっ…。おま、やっぱ俺を…」
一瞬白目を向いた日向に、まるでゾンビかと錯覚しそうになったあたしは急いでネクタイを解く。
あたしが絞めてしまった首元を何度もさすりながら、彼は意地悪そうに眉を引きつらせた。
『ちゃ、ちゃう!手が滑った!』
「へぇー。んで、うちは無実やって言うんか?」
『だ、だから日向が死んだら、うちも死んじゃうって言ってるやん!』
「何それ、告白?」
『ち、ちゃう~!』
何度も噛みまくっては焦るあたしに、日向は面白いおもちゃでも見つけたかのように楽しそう。

