それが今でも続いてる。 …ううん、今が正にそう。 『大悟の事も、今日でだいぶ楽になれた』 『……』 『ほんまに俺、今幸せなんや』 この状況から抜け出したい、けど方法が分からない。 こんな時、自分が無知なのを悔やむ。 『日向も壱夜も、ほんまに迷惑掛けたわ』 そう言って頭を掻いた疾風に、二人はドアの向こうから困惑したように眉を寄せる。