あたしもイマイチ意味がよく分からず首を傾げると、壱夜の口の端が軽く上がり怪しい笑みを作る。
そしてほんの少し背をかがめ、仁美ちゃんの顔を覗き込んだ彼は、
「俺達、大悟の友達なんだよ」
…なんとも胡散臭い言葉を並べ、ちょっとも動揺することなく衝撃的な事を口にした。
その言葉に仁美ちゃんだけでなく、日向と疾風、そしてあたしまでもが目を丸くする。
あまりの驚きに、まるで雷でも受けたかのような衝撃に襲われたあたしは、
『い、いつ友達になったんや!?』
『し、し、知らん!』
疾風の肩をガシッと掴み、上下左右とこの上ないほど揺らしまくる。

