―――☆ 「仕方が無かったんやとしても…大悟を殺しかけたんは俺なんや」 悲痛な声で、全てを話し終えた疾風が手で顔を覆った。 ―――…あたしは、何も声にする事が出来ない。 だって、今のあたしが何を言える? “きっと大丈夫” なんて、ただ話を聞いただけなのに、そんな身勝手な事言えない。 今言ったとしても、そこらへんのメディアが騒ぐような安っぽい言葉にしか聞こえない。