後悔できるだけ精一杯生きたんだから、それは幸せな事なのかもしれない。 あたしや疾風みたいに、いきなりその存在が消えてしまった者は、後悔する暇さえも与えられずにこっちの世界へと来てしまうから。 精一杯生きれなかった事が後悔になってしまったあたし達にとって、後悔できる事はとっても幸せなのかも知れない。 ――――疾風の話を、ずっと聞きたかった彼の話を聞いたとき、あたしはそう思ったんだ。