―――…☆ カーテンの隙間から洩れる光が、眩しくて目が眩む。 『またあの夢……うち、寝てたんか』 白い光のなかで照らされる室内を見渡すと、まだ眠ったままのお母さんがいて… 繋がれた手をゆっくりほどくと、少し乱れた布団を掛け直した。 変な寝かたをしていたからか、体の節々が小さく悲鳴をあげている。 『うーん』と背伸びすると、同じようにソファーで寝ていた日向が目を開けた。