Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






「陽菜っ!」


血相を変えた日向があたしへと手を伸ばし、肩に触れようとする。


「大丈夫やからっ…来んといて!」


けどその手は悲痛な声と共にピタリと止まり―――…


ゆっくりと立ち上がったあたしは、目元を腕で押さえ歩き出す。