…日向と壱夜は今、女の子達にでも囲まれているんだろうか? 尖んがった唇が、あたしの不機嫌さを物語る。 『俺は陽菜の傍におるで?』 そんなあたしの唇を疾風が人差し指で押さえるから、自然と視線が上がっていって… 『俺の一番は陽菜やから』 疾風の付け足したストレートな言葉に、ドクンと胸が音を立てた。 一瞬目が丸くなったあたしに、彼は白い歯を見せ笑う。