「陽菜も読んでみれば?」 『えー。うち、専ら漫画派やもん』 あたしが変顔をお見舞いしながら壱夜に言うと、彼は「だから止めとけって」と軽く笑った。 壱夜は不思議だ。 勉強も出来るし、顔だってこんなに美形なのにあたし達と同じ、問題児。 あとおまけに幽霊なんか見えちゃうから…本当びっくりだ。 『イチの銀髪って綺麗やなぁ』 光を浴びてキラキラ輝く壱夜の髪が綺麗で、思わず手を伸ばす。