『…っ…!』 驚いてる暇もなく、直ぐに彼の明るい声が降り注ぎ、あたしの耳を支配する。 『俺、陽菜に惚れてん!だから陽菜に会いに来たんや!!』 「は?」 衝撃的な言葉に、日向が声を洩らした。 あたしだけでなく、その場にいた彼以外の三人が固まってしまったのは、言うまでもない。