『あははっ!あんた等気が合うなぁ〜』 関西弁と標準語が交じって、変なイントネーションに爆笑したあたしは、二人の肩に手を置いてポンポンと叩いた。 「うるさいな!」 「うるせぇよ!」 すると、またも声を揃えてくれちゃった二人にあたしは笑いが止まらなくなった。 …そないに暑いんか? 二人を見ていると苛々してるようで、クーラーに目をやると何とも頼りない動きをしている。