『日向ぁ〜もしかしてヤキモチ?』


「そんなんちゃうわアホ!」


照れる日向に腕を回して、少しからかいながら、あたしの頬は幸せのピンク色に染まる。


両耳に付いた、日向とイチのピアスが太陽に照らされて輝いた。


空を仰ぎ笑ったあたしは、幸せな気分だった。