日向も格好いいけれど、壱夜はまた違う感じの格好よさで、まさに“美形”って言葉がよく似合うと思った。 男の子に綺麗って言うのはどうかと思うけど、それくらい一つ一つのパーツが整っている。 あたしが壱夜を目の前にずっと眺めていると、日向が眉を寄せて聞いて来た。 「何や陽菜、イチに惚れたんか?」 その言葉に、あたしの耳がピクリと動く。