そんな事を考えつつ壱夜のピアスを見つめていると、あたしの目は一点にくぎづけになった。 『うわっ!』 思わず耳元で叫んだあたしに、彼は「何?」と、うるさそうに耳を押さえる。 眉を寄せる壱夜を尻目に、目を輝かせたあたしは、 『カッコイイ!』 …口に手を押さえると、見事に主語の無い言葉を発した。