―百合色―

『百合…俺さ、百合の事ずっと想い続けてた。
百合の事が忘れ…られなくて…百合でいっぱいで…
百合にふさわしい男になれるように頑張った…』


百合は俺の頭を撫でながら、俺の話を聞いてくれた。

『俺…変わったかな…
成長したかな…俺は成長したと思うよ。
離れていても、ずっと百合が好きだった。
愛していた。いや…愛している…今も…』


『私、光輝が変わっても、昔の光輝でも好きだよ…?私も…光輝を愛しているよ…』


俺はもっと強く抱いた。


『ねぇ百合?俺の中がさ、誰かの色に染まってるんだ…ずっとこの色なんだ。
変わらない…ねぇ百合?
君の色は誰の色?』


俺はゆっくり百合を離し、百合の頬に流れている涙を拭いてあげた。


百合は俺を見上げ、

あの大好きな笑顔で俺を見た。


そして言った。


『光輝の色…』


俺は思わず笑ってしまった。


そして、百合の唇に口づけをした。