「こちらこそ、すいません。」 頭を下げ、謝る私に「失礼します。」と言い業者は去って行った。 アパートの下ではトラックがエンジンをかけた音がし、気付いた時にはトラックも業者もいなくなっていた。 「………終わり…?」 呆気なく終了した引っ越しに驚きつつ、部屋へと足を踏み入れた。 …-表札を確認することなく。 そして3分後、アパートの半径50メートルに私の悲鳴が響き渡った--…