つかみ掛かろうとした私をガッシリと抱きしめ離さない心。 再び暴れだした私に 「落ちつかねぇとキスするからな。」 心が囁いた言葉に固まる私。 若田は教室のドアに向かって歩きだし、私と心の横を通り過ぎる瞬間 「姫は、ナイトに守られてな。 キングの俺が最後に迎えにいってやるから。」 そう言い、去って行った。 若田と柳が教室を出て行くと離された腕。 冷静になってみると、心は私にキスをしないこと思い出し、 --嵌められた… 嵌められたことに気付いた私はガクッと肩を落とした。