私…怜君にひどいことばっかり言ってた。



私は気付かないうちに怜君を傷つけていたんだ。



謝らなくちゃ…。




「麻貴っ…怜君どこ?」




「今は行くな。」




「何で?」




「あいつメンタルハンパなく弱いから。」




男として見られたくないことだって麻貴は笑って言った。



怜君は今までずっと溜め込んでたんだ…。



ちゃんと明日謝ろう。



そう思いながら再び眠りについた。