君想う

文句を言おうとベッドから起き上がるとめまいが襲った。




｢ったく…大人しくしとけ。俺が嫌なら麻貴呼ぶけど。｣




あれ…。



今、怜君…ものすごく悲しそうな顔をした。




｢…麻貴、呼んでくる。｣




怜君は部屋を出て行った。



そしたらすぐに麻貴が部屋に入ってきた。




｢真奈、平気か？｣




｢麻貴…。｣




麻貴なら知ってるかな？



怜君の女嫌いのこと…。