「浩ちゃんにしろ和也君にしろ“別に”って言うこと多いよね。なんで“別に”なのか理解できない」
「だろうね」
浩介は“ここ入ろう”と、近くの公園を指差しながら答える。
「言ってる本人がどうして“別に”なのか分からないんだから」
「へぇ、なんだか複雑なのね」
適当に答えたのに、妙に感心している真智子がおかしくて浩介は笑ってしまった。
公園に入り、白樺の木陰で遊んでいる家族連れの側を通り過ぎ、まだ葉が緑色の桜の木陰を目指す。
「そうだ、浩ちゃんの仕事って、何?」
「え、仕事?」
「そう。何してるのってこないだ聞いたでしょ」
「そうだっけ?」
すっとぼける浩介に気付いていないらしく真智子は無邪気に笑いかけた。
「ね、何してるの?」
浩介は芝生に足を投げだし、真智子はその隣にちょこんと膝を抱えて座った。
「壊れ物取り扱い注意」
「だろうね」
浩介は“ここ入ろう”と、近くの公園を指差しながら答える。
「言ってる本人がどうして“別に”なのか分からないんだから」
「へぇ、なんだか複雑なのね」
適当に答えたのに、妙に感心している真智子がおかしくて浩介は笑ってしまった。
公園に入り、白樺の木陰で遊んでいる家族連れの側を通り過ぎ、まだ葉が緑色の桜の木陰を目指す。
「そうだ、浩ちゃんの仕事って、何?」
「え、仕事?」
「そう。何してるのってこないだ聞いたでしょ」
「そうだっけ?」
すっとぼける浩介に気付いていないらしく真智子は無邪気に笑いかけた。
「ね、何してるの?」
浩介は芝生に足を投げだし、真智子はその隣にちょこんと膝を抱えて座った。
「壊れ物取り扱い注意」



