真智子が少し笑ってくれたので、浩介は深呼吸の後思い切って聞いてみた。
「じゃ、はっきり聞くけど。言わないのか?」
主語の抜けたいきなりな質問に、真智子は は?という顔をしている。
「誰に何を言う事があるワケ?」
浩介はぴたりと足を止めた。
真智子もつられて立ち止まり、彼を振り返る。
「……言わない、のか?」
自分に向けられている浩介の目を見て、真智子は彼が自分の気持ちに気付いている事を知った。
が、素直に認めるのもなんか悔しくて、わざと知らない振りをして聞き返してやる。
「はっきり言ってもらわないと分かりません。私、頭悪いんだから」
浩介は小さな声で聞き直した。
「和也に、自分の気持ち伝えようとか思わないのか?」
真智子の表情が元気200%の暴れん坊から“女の子”の顔に変わっていく。
「じゃ、はっきり聞くけど。言わないのか?」
主語の抜けたいきなりな質問に、真智子は は?という顔をしている。
「誰に何を言う事があるワケ?」
浩介はぴたりと足を止めた。
真智子もつられて立ち止まり、彼を振り返る。
「……言わない、のか?」
自分に向けられている浩介の目を見て、真智子は彼が自分の気持ちに気付いている事を知った。
が、素直に認めるのもなんか悔しくて、わざと知らない振りをして聞き返してやる。
「はっきり言ってもらわないと分かりません。私、頭悪いんだから」
浩介は小さな声で聞き直した。
「和也に、自分の気持ち伝えようとか思わないのか?」
真智子の表情が元気200%の暴れん坊から“女の子”の顔に変わっていく。



