問題はその後だ。
回復していた和也の容態が急変し、緊急手術をしたという。
「どうして?こないだまで元気そうだったのに……もうすぐ退院出来るって……」
教室に響く周囲の明るい笑い声とは真逆の不安そうな声で、真智子は浩介に尋ねた。
「頭の中に血腫が見つかったんだって。詳しくはわからないけど」
浩介も真智子に負けない位不安そうな表情をしている。
「もう一週間経つのに意識戻らないんだってさ」
真智子は、いつもおちゃらけてばかりいる浩介が真剣な顔をしているのを初めて見た気がした。
和也はそれだけ危ない状態なんだろうか。
「……死んじゃうのかな、和也」
窓の外を見ながら、ぽつりと浩介が呟く。
その瞬間、真智子は彼の顔を両手で挟むように ぱん!と勢いよく叩いた。
回復していた和也の容態が急変し、緊急手術をしたという。
「どうして?こないだまで元気そうだったのに……もうすぐ退院出来るって……」
教室に響く周囲の明るい笑い声とは真逆の不安そうな声で、真智子は浩介に尋ねた。
「頭の中に血腫が見つかったんだって。詳しくはわからないけど」
浩介も真智子に負けない位不安そうな表情をしている。
「もう一週間経つのに意識戻らないんだってさ」
真智子は、いつもおちゃらけてばかりいる浩介が真剣な顔をしているのを初めて見た気がした。
和也はそれだけ危ない状態なんだろうか。
「……死んじゃうのかな、和也」
窓の外を見ながら、ぽつりと浩介が呟く。
その瞬間、真智子は彼の顔を両手で挟むように ぱん!と勢いよく叩いた。



