そんな、前進も後退もしない三人の関係に変化が起こり始めたのは、高二の秋の事。
「聞いたか?和也、事故にあったんだって」
その日の朝、真智子が教室に着くなり浩介は真面目な顔で近づいて来てそう告げた。
「事故……?」
真智子の顔が一気に色を失う。
浩介に止められなかったら、学校を飛び出していたかもしれない。
浩介が兄から聞いた情報によると、無事意識は戻り命に別状は無い、との事だった。
「なんでも自殺しようとした子を助けて、代わりに事故ったらしいよ」
無事だと聞いてホッとしたのだろう。笑う事ではないと知りつつも、真智子は思わず笑ってしまった。
「すっごい和也君らしい」
「だろ?あいつ人類愛広すぎ」
彼女につられて浩介も笑った。
「聞いたか?和也、事故にあったんだって」
その日の朝、真智子が教室に着くなり浩介は真面目な顔で近づいて来てそう告げた。
「事故……?」
真智子の顔が一気に色を失う。
浩介に止められなかったら、学校を飛び出していたかもしれない。
浩介が兄から聞いた情報によると、無事意識は戻り命に別状は無い、との事だった。
「なんでも自殺しようとした子を助けて、代わりに事故ったらしいよ」
無事だと聞いてホッとしたのだろう。笑う事ではないと知りつつも、真智子は思わず笑ってしまった。
「すっごい和也君らしい」
「だろ?あいつ人類愛広すぎ」
彼女につられて浩介も笑った。



