浩介は嘘が得意だ。
決して良い事ではないが、そのおかげで彼女への感情を一切表さずはぐらかしていられた。
実際、彼の気持ちに気が付いたのは和也一人だけだった。
『好きな奴?なにそれめんどくさ』
『もったいないなー、お前モテるのに』
『アイドル並の美人なら考えてやってもいいけど』
しかしその完璧な“嘘”も、閉めた心の扉の向こうで想いが膨らみ続けるのを止める事は出来なかった。
決して良い事ではないが、そのおかげで彼女への感情を一切表さずはぐらかしていられた。
実際、彼の気持ちに気が付いたのは和也一人だけだった。
『好きな奴?なにそれめんどくさ』
『もったいないなー、お前モテるのに』
『アイドル並の美人なら考えてやってもいいけど』
しかしその完璧な“嘘”も、閉めた心の扉の向こうで想いが膨らみ続けるのを止める事は出来なかった。



