次の日。
退院手続きを済ませてロビーで待っていると、10時きっかりに真智子が現れた。
目が恐ろしく吊り上がっている。
浩介の姿を見つけた彼女は、周りの驚いている視線をものともせずに怒鳴った。
「ちょっとあんた!どういうつもり!?」
「どうって?」
平然として聞き返す浩介の顔に真智子は丸めた紙切れを投げつけた。
「なによ、“果たし状”って!ふざけるのもいい加減にしなさいよ!」
なぜだか怒っている真智子の手を引っ張って浩介はそそくさと病院を出た。
「恥ずかしい奴」
「どっちがよ!」
「あんな大声出すことないだろ?えらい注目されてたぞ」
「頭きてんのよ!こっちは……」
そこで言葉を止め、真智子は浩介から目をそらして小声で言った。
「本気で心配してたのに……」
退院手続きを済ませてロビーで待っていると、10時きっかりに真智子が現れた。
目が恐ろしく吊り上がっている。
浩介の姿を見つけた彼女は、周りの驚いている視線をものともせずに怒鳴った。
「ちょっとあんた!どういうつもり!?」
「どうって?」
平然として聞き返す浩介の顔に真智子は丸めた紙切れを投げつけた。
「なによ、“果たし状”って!ふざけるのもいい加減にしなさいよ!」
なぜだか怒っている真智子の手を引っ張って浩介はそそくさと病院を出た。
「恥ずかしい奴」
「どっちがよ!」
「あんな大声出すことないだろ?えらい注目されてたぞ」
「頭きてんのよ!こっちは……」
そこで言葉を止め、真智子は浩介から目をそらして小声で言った。
「本気で心配してたのに……」



