次の日の朝。
ニュースを見て、真智子は目を疑った。
持っていたガラスのコップが手から離れ、足元で砕ける。
『昨夜〇〇町で、アパート一室を全焼する火事がありました。当時、部屋は無人で幸い死者は無く……』
真智子は画面に食い入るように近付き、何度も瞬きして見直した。
四角い画面に映っているそれは、どう見ても浩介が住んでいるアパートに見える。
『……隣室に残っていた子どもを救助した男性一人が病院に運ばれましたが、意識不明の重体です』
そう聞いた瞬間、嫌な予感がした。
どうか違いますように。
真智子は祈るような気持ちでアナウンサーの次の言葉を待った。
『調べによると、男性は同じアパートの住人で、風工房に勤める19歳の……』
最後まで聞かないうちに、真智子はバッグを掴んで家を飛び出していた。
ニュースを見て、真智子は目を疑った。
持っていたガラスのコップが手から離れ、足元で砕ける。
『昨夜〇〇町で、アパート一室を全焼する火事がありました。当時、部屋は無人で幸い死者は無く……』
真智子は画面に食い入るように近付き、何度も瞬きして見直した。
四角い画面に映っているそれは、どう見ても浩介が住んでいるアパートに見える。
『……隣室に残っていた子どもを救助した男性一人が病院に運ばれましたが、意識不明の重体です』
そう聞いた瞬間、嫌な予感がした。
どうか違いますように。
真智子は祈るような気持ちでアナウンサーの次の言葉を待った。
『調べによると、男性は同じアパートの住人で、風工房に勤める19歳の……』
最後まで聞かないうちに、真智子はバッグを掴んで家を飛び出していた。



