誤魔化してゴニョゴニョ言う愛子。



「・・・愛子・・・寝るときでいい。・・・話があるんだ」



もう・・・その時がきたのか。




話さないといけないのか。
もし話してしまえばこの幸せが崩れるかもしれない。



「・・・え・・―――――」



固まった愛子を見て胸が酷く痛んだ。




こんな愛子が見たいんじゃない。
笑って欲しいのに。