私が13歳の中1の時の事だ。


『今日、あの公園に6時に待ってる。』


あの人がそう言った。


あの人は、21歳の大学3年で私の通う中学に教育実習生として来た人。


他の先生よりは、年齢も近いと言うこともあり、先生って言うより頼れるお兄さん的存在だった。


私もみんなと例外なくあの人に懐いていた。


そして、私が恐怖に突き落とされたのは、教育実習のラストの日だった。


私は、不思議がらずに呼び出された場所に言った。


待っていたあの人は、学校での雰囲気とは違う男の人って感じだった。


不適な笑みを浮かべると『君が好きなんだ』そう呟いて、私にキスをした。


初めてのキス。


ショックの方が、大きくて私は抵抗せずに固まっていた。


あの人は、そんな私に....


私は、逃げることもできずにされるがままだった。