「着いた!」


連休に入ってすぐに、先輩のところへ向かった。

先輩に会える嬉しさが込み上げる。

同時にお泊りという不安も襲ってくるけど…

今は先輩に会うことだけを考えよう!


「先輩は…」


駅に先輩が迎えに来ることになっていた。

初めて見る街に少し戸惑いながら、辺りを見渡す。

すると見慣れた人が目にうつった。

先輩だ!