Time to be in love

「昨日徹夜だった?遅かったけど」



眠そうな彼女にも朝ごはんを並べる。



まだ目は虚ろで完全に起きてはいないようだ。



「うん」



「何時ぐらい?」



「3時」



「今日も?」



「今日は早い」



「分かった」



一方的な会話だがそれが普通。



ほかの女とは違い美穂はあまり喋らないのだ。



低血圧で機嫌悪いとか職業病とか今が寝起きというわけではなく元々。



答えるところは答えくれるから困りはしないがたまに単刀直入に言われ心が痛い。