そんな私に言葉が詰まったか、 「・・・・そうですか」 やっと諦めてくれた 「では、『血染めの姫』を知っていますか?」 その予想もしなかった言葉にピクッと反応した 「・・・・知らない」 血姫は私。でも私は殺し屋 なにがなんだろうとバレたらいけない闇のルール 「本当ですか?」 再度質問する樹。 「うん」