星は輝く・・・

「ふんっ。女慣れしすぎだから。このませガキ」



あたしはしゃがんだまま膝に頬杖をついて、空から視線を逸らした。

空もあたしに合わせて、隣にあぐらをかいて座った。




「もうそれ言われ飽きた。椿が一番うるせーんだもん」




そら、そんだけ色んなことしてたら、言われるだろうよ・・・。



「何が。あたしの何処がうるさいって言うのよ」




「めっちゃうるさいじゃん。変態とか、遊び人とか、ラブホ常連少年とか、わけ分かんない事まで言い出すし」





「それは本当の事じゃんさ。空ってば軽いイメージしかないもん」



だけど、ちゃんといい所も知ってるんだよ?



相手が誰でも優しい所とか、実は正義感が強かったりしたり、さ。



遊び人って言うレッテルで、いい所が隠れちゃってるだけなんだよね。



・・・・・・まぁ、これは悔しいから言ってやんない。




「ふーん・・・・・・じゃあさ、俺って恋愛対象外だったりすんの?」




空はあたしの目を見ながらそう言った。




「・・・え?」




あたしは質問の意味が分からなくて戸惑ったが、すぐに理解した。



きっと、いつもの冗談か、軽い質問だ。




「・・・そう、なるのかな?」



あたしは深く考えることなく言い返すと、空があたしの髪の毛を急に引っ張ってきた。




「もうちょっとオブラートに包んだ言い方できねーのか」




「イタタタタタっ。素直に答えただけじゃん!」



前までこんな事言っても、普通に流してたくせに!!



「ほらな、そーやってまた言う」



「うるさい!空だってあたしが恋愛対象外なんだからいいでしょ!?」