自然な流れで、そのまま皆で帰ることになった。
気のせいか、雄太と帰るのは久しぶりに感じた。
佳保と雄太が自転車を押しながら帰る光景は、初めて。
改めて実感する。
もう、昔とは違うんだって。
こんなにも短期間で、こんなにも変わってしまうなんて、怖い。
時間は風みたいに早く過ぎ去ってしまう。
いくら早足に歩いても、決して追いつくことができないのが歯がゆい。
家に帰ると、すかさずお母さんとお父さんに突っ込まれた。
「その怪我どうしたの!?」
お皿を洗っていたお母さんは、お皿落としちゃいそうなリアクション。
お父さんは新聞を持ったまま、口を間抜けに空けている。
「・・・ころんだ。体育のバスケで」
「もうヤダ~。女の子なのにこんな傷つくってぇ」
やっぱりだいたいの人は、女の子なんだから、みたいな事言うんだよね・・・・・・。
「しょーがないじゃん。誰かさんの遺伝でおっちょこちょいなんだから」
そう嫌味を残して部屋に戻ったあたし。
背後からは“私って言いたいのかしら・・・”みたいな事が聞こえた。
お母さん以外誰がいるって言うのよ!
