「はぁ・・・もういいよ。あんた等あたしの話聞こうとしなから帰る」
そう言って出て行こうとすると、後ろから腕を掴まれた。
「何、逃げんの!!?それとも認めるわけ!?」
ダルッッッ!!!
なんなのこの人達は!?
全然話聞かないから拉致空かないだけじゃん!
その原因作ってるのお前等だっつ~の!
「だから・・・何もないって言ってるじゃん!いい加減害妄想やめてよ!」
あたしもつい感情的になって、大声を出した。
すると、長谷川さんがあたしに掴みかかってきて、拳を振り上げた。
――――殴られる・・・!!!
ぎゅっと目をつむった。
それと同時に、体育倉庫の重い扉が誰かによって、乱暴に開けられた。
「―――――っ・・・」
・・・あれ・・・・・・?
いつになっても拳は飛んでこず、あたしはそっと目を開けた。
視界に入った長谷川さんは、明らかに動揺していて、目が泳いでいた。
周りのギャルも同じ様子・・・。
あたしは、ぱっと扉の方に目を移した。
