「は?」 「佐々木杏ってヤツ、確か去年、事故で死んだんだって…」 「嘘だ。そんなデタラメ言うんじゃねぇよ…」 俺は膝から崩れ落ちる。 「ホントだよ。席だって、あそこだけ空いてるだろ…」 ポツリと杏ちゃんのところだけ空いていた。 「嘘だ嘘だ!朝だってちゃんと挨拶したし、授業もちゃんと受けてたじゃないか!!」 「…お前それ、多分お前にだけ見えてるんだよ…」