「ここって・・・。」


高速をおりて、しばらく下道を走った。


着いたのは・・・小さな、デパートらしきトコ。


「いいの?ヒトミ兄?」


私より驚いてる、セイさん。


「大丈夫ですよ。たまのわがままくらい許してもらわないと。」


あまりにも静かな地下駐車場。


エレベーターが、私たちを招いた。