「私も同じなんだ。
輝が何らかの過去を
背負って生きている。

私の前だけしか仮面を
外せないと言われた時、
嬉しかった。

まだ聞いていないんだ。
輝の過去を・・。」

「私もだよ。」

「あの3人は、
共通する過去を持って、
今まで生きてきた。

その重たい過去を、
少しづつでもいいから、
過去を忘れて、
一緒に居られたらと、
思うんだ。」

「琴。
お互いに辛いけど、
一緒に頑張ろう?」

「真弓もだよ。」

私と真弓は誓った。
あの3人にどんな過去が
あったかもしれないけど、
私と真弓は、
愛し続ける事を誓った
夜であった。