つけにくそうなそのブレスを、つかささんが私の右手首につけてくれる。


仲良く並んで揺れるTとY。



寂しがり屋な私の為に、わざわざこういうイニシャルを…用意してくれたのかな?



「嬉しい…凄く嬉しい。ありがとう、つかささん…」



私の顔を満足そうに眺め、彼は微笑む。



「本当は今度逢う時に渡すつもりだったんだけどね。今日逢える事になったから。」




お揃いというのが嬉しい。

つかささんが、私の事を思いながら選んでくれたのが嬉しい。



…寂しくても、これを眺める度に、いつも一緒だと思える。


彼が、彼の心が私と共にあると思える。




「本当に…ありがと。」


つかささんに、キスをした。






好き。

どんどん、好きになってく。